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「葡萄色」と書いて「えびいろ」と読みます。
山葡萄の熟した実のような赤紫色で、平安時代
「延喜式」にも使用された古式ゆかしき色です。
葡萄の色とかけながら、当社代表の「海老澤」の「いろいろな」趣味を詰め込んだ「場所」、という意味も込めています。
行方市は、茨城県の南東部の(鹿島アントラーズのホームタウンである)鹿行「ろっこう」地区に位置し、西に(日本で2番目に大きい湖の)霞ヶ浦、東に(同15位の)北浦という二つの湖に挟まれ、霞ヶ浦越しには筑波山や富士山も望め、北浦を渡ると太平洋が広がる鹿島灘も間近という、風光明媚な自然豊かな地域です。
関東平野の肥沃な土地や二つの湖の恵みを活かした農畜産業や水産・水産加工業が盛んで、数多くの野菜やサツマイモ、豚や鶏、ワカサギなどの湖魚が自慢の産物です。
国道354号線と武田川にはさまれ、現在工事中の東関道水戸線「北浦IC(仮称)」の西に近接するこの圃場は、葡萄色エステイトで最初に開梱・整備された畑です。
2020年末から当社代表が重機を使って自ら開墾を行い、2021年春に約1haに1,200本強の初定植を行いました。その後毎年畑を拡張して追加定植を行い、2025年春時点では2ha弱に、白3種・黒7種、合計3,500本超のぶどうの木が育っています。
また、当社代表が飼っているジャーマン・ポインターたちが、圃場内に整備した約1,000㎡のドッグランを元気に走り回る姿が見られます。
地域初のワインとして地元の方々にも気軽に手に取ってもらえる”カジュアル”なブランドイメージで、健全性を重視しつつ、できるだけ”ナチュラル”な栽培・醸造を行い、環境に配慮した栽培・醸造に加えて、地域社会の課題解決に貢献できるような”サステナブル”な事業として、ワイン作りに取り組んでいきたいと思っています。
2022年以来、収穫したブドウは、牛久にある「麦と葡萄 牛久醸造場」で委託醸造しており、2025年もその予定ですが、当社代表が還暦を迎える2026年には、自社醸造所の開設を目指して現在準備中です。
自社畑のぶどうで作ったワインの商品名である、”Rocco”(商標登録済)は、イタリア語で「塔、城」の意味で、圃場がかつて常陸武田氏の居城跡であったとされることから名づけました。
また、ラベルの絵は、飼っている猟犬がテーブルに顔を乗せてワインを見ている姿で、ワインの注がれているグラスは、リーテルのオーシリーズをオマージュしたもので、カジュアルに飲んでいただきたいという思いを込めています。グラス内のワインの色やワックスシーリングの色は、できたワインの色にできるだけ合わせたものにしています。
葡萄色エステイトは茨城県行方市にあるワイン畑です。 Ebiiro Estate is a vineyard located in Namegata, Ibaraki. えび
学歴:
1985年 茨城県立水戸第一高校卒業
1990年 一橋大学法学部卒業
1996年 Georgetown Univ. LL.M.
職歴:
1990年〜2000年 三井信託銀行(現・三井住友信託銀行)
2000年〜2008年 メリルリンチ証券
2008年〜2021年 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(モルガン・スタンレー証券)
2022年〜死ぬまで ワインブドウ等農家兼ワイン醸造家兼不動産・企業コンサルタント
資格:
宅建取引士/不動産鑑定士/
ワインエキスパート・エクセレンス/チーズ・プロフェッショナル/SAKE Diploma/
日馬連騎乗者資格エンデュランスA級/
第一種銃猟・わな猟狩猟免許
千曲川ワインアカデミー第6期生
いろ Coco Chardonnay Japan